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オーストラリアで過ごした2年を振り返る。後編

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オーストラリアで過ごした2年を振り返る。前編はこちら

オーストラリアでの生活がスタートして9ヶ月。

一ヶ月半のオーストラリアを回る旅は、最終目的地「メルボルン」に到着した。

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ヨーロッパ調の古い建築物が多く残るこの街は、今までのどの街よりも綺麗だった。

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街の中央にある国立図書館には、立派なホール状の図書室があって僕らのお気に入りの場所。

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街にはおしゃれなものからから老舗まで、カフェがたくさん。

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コーヒーの香りが漂うカフェ通り。

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アートの街でもあるメルボルンは、たくさんのギャラリーとストリートには若いアーティストが。

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そんな素敵なメルボルンの街から少し離れた「モーニントン」という、海沿いの綺麗な場所に僕らは住んでいた。

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そこでは、カブルチャーのイチゴ農場で紹介してもらった、これまたイチゴ農場で働いた。

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今回はイチゴ摘みではなく、パッキングされたイチゴの品質チェックから出荷の準備まで色々な仕事を任された。

ここはオーストラリアで一番大きいイチゴ農場で、働く人の数も忙しさも前回とは桁違い。

気楽な歩合制と違い、時間給な今回はそれなりに大変だった。

 

やっぱりここでも一緒に働く仲間達と過ごした日々がなにより良い思い出だ!

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香港、台湾、フランス、イギリス、オーストラリアの賑やかな仲間達。

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そんな仲間達と過ごした、オーストラリアで迎える最初のニューイヤー。

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メルボルンの街で、盛大な花火とともに迎えた2013年。

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「各自一品、母国の料理。みんなで作った多国籍ビュッフェ。」

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台湾と香港の本場の中華はかなりの美味さ!

わざわざ母国のお母さんにレシピを聞いて作ってくれた、フランス人ニコラスのキッシュも絶品だった。

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この地で働くこと4ヶ月。ここに勤めるまた会いたい人達。

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国境を越えたたくさんの出会いを繰り返し、テント生活をしながら車で旅をしたり、順風満帆なオーストラリア生活。

 

だけど、、、

僕はオーストラリアが大嫌いだった。

 

きっかけはオーストラリアに降り立った初日。ついにスタートした異国での生活に、胸を躍らせながらゴールドコーストを散策していた時だ。

 

「Why are you black eyes!?  Why!? Why!!?」

 

突然若いオージーの女に絡まれた。

 

人種差別。

 

オーストラリアに来たその日に、いきなり鋭い先制パンチを食らってしまった。

異国の地で差別を受けるのは初めてじゃない。それでも差別というものにほとんど免疫のなかった僕は、オーストラリアという先進国で、しかも若い女性からのこの一撃は重かった。

これに限らず、オーストラリアにいる間に何度も同じようなことを経験した。

4歳くらいの子供から差別用語を言われた時は、さすがにあきれて言葉が見つからなかった。

 

オージーの全ての人が、そういった人種差別者じゃ無いことは分かってる。人のいいオージーにもたくさん出会ってきた。僕は運が悪かっただけだ。

それでも4歳の子供にそんな発言をさせるこの国が、心の底から嫌いだった。

「ワーホリが終わったら、こんな国二度と戻ってくるか。」

 

そんな考えを一変させる出会いが、メルボルンの後に行ったダーウィンで待っていた。

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東南アジアの旅とオーストラリア縦断をはさみ、マンゴー農場で働くため「ダーウィン」にやってきた。

そこで出会ったのが、日本人のゆかさんとパートナーのシャノン。そして二人が住む家の主、ボブさんだ。

 

ボブさんは、僕らの働くマンゴーファームの創業者の一人。ゆかさんは6年前からダーウィンに住んでいて、週末になると僕らが働くファームへ手伝いにきていた。ゆかさんのパートナーのシャノンは自分でマンゴーファームをやっている。

ゆかさんと知り合ったのをきっかけに、オージーの彼らは「オージーのオージーによる真のオーストラリアライフ」をどっぷりレクチャーしてくれた。

 

まずは胃袋から!

チキンカツととろけるチーズ。みんなの好物チキンパーミー。

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濃厚な甘さの絶品オージーオイスター。

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あるにの朝、夜が明けて間もない時間。シャノンとボブに連れられて川にやってきた。

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ビールを片手に獲物を待つハンターシャノン。

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狙っていた獲物は「マッド・クラブ」!

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川の沼地に住むでかいカニ!しかもこの日は例年に比べて大漁だった!

早速とれたてのマッドクラブを頂く!蟹味噌もたんまり。

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肉厚ジューシーで甘みのある果肉。めちゃくちゃ美味しい! 

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大漁のマッドクラブにボブさんもご満悦!

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オーストラリアはご飯がまずい?それはとんだ間違いだった。

オージーの人達は手の込んだ料理をよく作る。手が込んでいる分そのどれもが絶品だった。

 

「今夜は〇〇を作るから食べにおいで!」

ダーウィンにいる間、毎晩のように3人のディナーに招いてもらっては、最高においしい料理をたらふく振る舞ってくれた。

 

それだけじゃなく、ダーウィンに滞在中、誕生日が近かったシャノンと合同の誕生日パーティーをゆかさんが開いてくれた!

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テーブルいっぱいに並べられたご馳走。

マンゴー農場の仲間達や近所の人達が集まってのビッグパーティー!

呑んで踊って、、、、

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歌って騒いで、、、

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一生忘れられない、最高に楽しい誕生日だった。

 

そしてこちらも忘れられない出会い。

マンゴー農場でともに働いた台湾、香港、フランス、エストニア、そしてオーストラリアの愉快な仲間達!

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みんなで働いた期間は短かったけど、こんなにも濃い日々は他に無い。

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まるで昔からの知り合いだったかのように、仲の良いみんなと過ごした日々。

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人種も、国も、肌の色も関係のない、最高に気持ちのいい仲間達。

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もしも願いが叶うなら、いつかもう一度このメンバーで集まりたい。

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こうしてダーウィンではたくさんの良き出会いに恵まれ、これまで抱いていたオーストラリアに対する嫌悪感がすっ飛んじゃうほどに気持ちのいい日々を過ごした。

 

そして、シャノンの実家にお邪魔したオーストラリアで迎える2度目の新年。

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2014年最初の朝食は、お節料理じゃなく、元コックのシャノン特性プレート。

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オーストラリア流の正月はやっぱりアウトドア。

新年早々、川でウェイクボード。

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初めて野生のコアラにも遭遇した!

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マンゴーファームが終わった後、シャノンには仕事ももらい、ダーウィンにいる間は最後の最後までお世話になってしまった。

ゆかさんや、シャノンとボブさんのようなオージーと出会って、自分とオーストラリアの距離が縮まった。

それまでどうしても好きになれなかったオーストラリアの、良い面がたくさん見えるようになった。

「もう戻ってくるか、、、。」そんな考えも一つの出会いで覆る。僕は絶対にまたオーストラリアに来る。みんなに会いに。

 

ダーウィンの後、再びメルボルンのイチゴ農場でビザが切れるギリギリまで働いた。

オーストラリアで最後の最後にお世話になったカンボジア人のファミリー。

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陽気なお父さんとイチゴ農場で一二を争うほどの名パッカーのお母さん。

仲良くなってからは僕らにべったりだった、ネルソンとジュリー。

僕らが出る日、目を潤ませたジュリーの顔を見たら、またすぐにでも戻ってきたくなっちゃったよ、、。

 

 

こうしてあっという間に過ぎ去った2年間。

様々な考えや価値観を持った、国の違う仲間達との出会いは、僕の世界観をどーんと広げた。

 

日本に居たら経験のできないことばかりだった。

もちろん受けた人種差別も含めて。

アジア人というだけで笑われ見下され、仕事でも不公平に扱われ、ぶつけどころの無い怒りでいっぱいになった時もあった。

悔しくて悔しくて、悔しくて悔しくて悔しくてしょうがなかった。

それでも一度も日本に帰りたいと思った事は無かった。

 

旅をする為にこんな事で諦めるわけにはいかなかったし、一部の連中のせいで逃げ出すのもしゃくだった。なにより国境を越えたたくさんの出会いの繰り返しが、この地に踏みとどまれた一番の理由だ。

不公平を受けても言い返せずに悔しい思いをした英語も、まだまだ未熟だけど、旅に出てからかなり重宝している。なにより日本人以外の旅人と会話ができると、旅の視野もぐっと広がる。

 

大嫌いだったオーストラリア。

そんなオーストラリアから得たものは、かけがえの無い生涯の宝ばかりだった。

 

SEE YOU AGAIN.

大好きなオーストラリア!

 

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