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インドにやってきた?コルカタ・インド

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ミャンマーの旅を終え、日本に帰るゆうきさんをバンコクで見送った僕らは、計3ヶ月半の旅をした東南アジアを後にした。

やってきたのは南アジアの大国、インド。

僕らはこの地を訪れるために、かなり覚悟を決めてきていた。

騙し。ぼったくり。乞食。レイプ。窃盗。下痢。

インドに良いところが無いのか、それともそれ以外のインパクトが強すぎるのか、これまで旅人から聞いた話しや、本で読んだインドのイメージから、けして良いとは言えない話しばかりを耳にしていた。

ただ、インドの話しをする旅人はみんな楽しそうだった。

そんな旅人を魅了する、インドという国はどんな国なのか。自分の目と肌で体験できるこの日を前から楽しみにしていた。

最初に降り立った街は、インドで3つめに大きい都市・コルカタ。

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大都市と言っても、バンコクや東京のように高層ビルが隙間無く立ち並んでいるというわけではなく、年季の入った石造りの建物が並び、所狭しとお店が入っていた。

こんな黄色の可愛らしいタクシーが街中を走る。

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見た目はかわいいかど、クラクションはかわいくない。

うるさいクラクション。たくさんのバイク。人ごみと喧噪。汚い路地に客引き。

東南アジアの国々と似ているところはたくさんあるのに、やっぱり雰囲気が違う。

インドといえばこれ。

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カレー。

基本的にどこもスプーンが付いてくるけど、かなりローカルなお店だと付いてこない。

器用に右手だけを使って食べるインド人を、見よう見まねで手で食べる。

手でご飯を食べるのは2歳以来。でも意外と抵抗はなかった。

というより、手で食べると美味しさが倍増される!

もちろん、スプーンで食べても美味しい本場のカレーだけど、手で食べた時は黙々と食べ続けて、あっという間に平らげてしまう。

ちなみにインド人、おトイレ(大)の後は左手でお尻をきれいにする習慣なので、左手では絶対に食べない。

もちろん握手も絶対に右手。

そしてインドの飲み物と言えばこれ。

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チャイ。

ミルクを沸騰させて、そこに砂糖とお茶っ葉と少しのショウガを入れた甘〜いインド流ミルクティ。

ちなみにこの陶器の器は、飲み終わったらその辺に捨てる。

チャイは庶民的な飲み物で、七輪と鍋の簡素なチャイ屋から、テーブルと椅子のあるチャイ屋まで、街のどこに行ってもチャイ屋がある。

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ちなみに小で一杯約¥8。大で約¥17。

リキシャ(自転車タクシー)のおじさんも、スーツを着たインド人も、道ばたのチャイ屋で足を止めてチャイで一息ついている。

朝起きてチャイ。お昼の後にチャイ。夕方にもう一杯。と、一日3杯は必ずチャイを飲むというインド人。

インドにきて1週間もすれば、僕らも自然と1日3杯飲むようになった。

 

インドはカレーばかりかと思いきや、以外と食が豊富。

朝方に人だかりのできていた、炭火でパンを焼くこのお店。

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サンドイッチ屋さん。中身はほんのり甘いミルクジャム。

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他にも、カレーをパイ生地でくるんで揚げたサモサに、カレーコロッケに、カレーマッシュポテトなどなど。美味しいものがたくさんあって何を食べるか迷うほど。

そう。基本的に全部カレー味。

でも、東南アジアのご飯に飽きていたのでどれもすごく美味しい。

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街のお肉屋さん。

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ヒンドゥー教は牛を食べないので、ここは羊の肉をどーんと売っていた。

ちなみにおじちゃんの足下には檻があり、生きた羊が何頭かいる。それを豪快にさばく光景は、街を歩いていればよく目にする珍しい光景でもない。

こちらは鳥屋さん。 

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生きた鶏を自転車に括り付けて売っていた。

ちなみにこのカラフルなトラックの荷台にも大量の鶏が。

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コルカタの安宿街、サダルストリートの周辺。

綺麗にライトアップされた路地。

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スパイスの香りが漂う夜のマーケット

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歩道にたてられたマザーテレサの言葉。 

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かわいいタクシーとヤギ。

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大量の車が行き交う大きな交差点を横断してやってきた、羊の群れと羊使い。

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ちゃんとつながれた牛。

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「撮って撮って!」と声をかけてくる、インドのかわいい子供達。

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 すごく親切にしてくれた、僕らが泊まった宿の息子。

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ご飯も美味いし、人も親切だし、子供はかわいいし、街は綺麗だし。インド良いとこだなぁ、、、、、、

 

ってちょっと待った!違う!なんか違うぞ!

 

僕らがイメージしていたインドは、こんなにほっこりするするような場所だったのか!?

人を見下すように悠然と街中を歩く牛は!?

しつこくてうさんくさい客引きは!?

当たり前のようにぼったくってくる店の親父は!?

水や食べ物からくる激しい下痢は!?

無い、、、僕らがイメージしていたインドがない。

それはまるで、こってりした豚骨ラーメンを注文したのに、あっさり魚介スープのラーメンが出てきたようなそんな気分だ。

街に牛がいないわけじゃない。いてもちゃんと繋がれていて、しかも数頭しか見てない。

客引きがいないわけじゃない。うさんくさいインド人にチャイに誘われたり、日本語の話せるインド人につきまとわれたりしたけど、歩いていても基本的に声をかけられない。

ぼったくってくるヤツがいないわけじゃない。といってもぼってくるのはタクシーくらいで、乗るときにその辺を歩いているインド人が適正価格を教えてくれたりする。食べ物屋にいたっては、どのお店もはじめからローカル価格だった。

ゴミも落ちてないわけじゃない。ゴミ収集のお兄ちゃんがゴミを集めているお陰で、思っていたより綺麗だ。

そして下痢になるどころか、ご飯がおいしくて食が止まらないくらいだ。

そう。かつて人と動物と乗り物が混ざりあった、喧噪と生活臭の溢れた圧倒的なエネルギーから、「コルカタを旅すればどこに行っても大丈夫。」と言われていたこの街は変わった。

どうやら、このままではまずいと思ったコルカタの人々が街を変えていったという話しを聞いた。

こんな大都市の環境を自ら変えていけるなんて、すごいぞインド人!

しかし僕らはもやもやしていた。

インドに行く前の、あの覚悟は何だったのか。

僕らが抱いていた「濃い」インドはもうないのだろうか。

そんなもやもやを抱えながら、寝台列車に乗りコルカタを後にした。

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そう。そのもやもやを晴らす答えは、次の場所「バラナシ」にあった、、、。

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