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インドの動物園に行ったら素敵な家族に出会いました。ジュナーガル・インド

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ヒンドゥー教とジャイナ教の聖地「ギルナール山」 の麓の街ジュナーガル(ジュナーガド)。

それほど大きな街ではないけど、通りは活気に満ちていていい感じだ。

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僕らのような外国人ツーリストは一人も見かけない。

実はあまり治安が良くないといわれてるみたいだけど、道や店を尋ねればみんな親切&熱心に教えてくれて、地図を見て立ち止まっていると「May I Help You?」と声をかけてくれる人もいて、人々からも悪い感じはしなかった。

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この街は紀元前250年からあるという意外にも歴史のある街で、街を歩けば歴史的な建造物が、そのままの姿で街の風景に溶け込んでいる。

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その中には、インドのイスラム建築の最高傑作といわれているほどの建造物が、警備員も付けずにただ道の脇にたたずんでいたり。

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かつてこの地域一帯には、アジアで唯一野生のライオン「インドライオン」が生息していたらしく、今は絶滅危惧種としてここクジャラート州の自然保護区で保護されている。

そんな希少なインドライオンを保護する為に、150年も前に作られた動物園があるというので行ってみた。

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思っていたよりも立派な門構え!

夏休みの時期だからか、たくさんのインド人家族で賑わってる。

入場料20ルピーとカメラ持ち込み料20ルピー(計約¥67)を払って中へ。

たくさんの種類の鳥コーナーを抜け、いよいよインドライオンの檻の前へ、、、。

 

『へにょ〜、、、』

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暑さでぐったりのインドライオンちゃん、、、

そりゃそうだ。この日も気温は40℃越え。連日の暑さでぐったりするのも無理は無い。

っということで隣の檻のトラさんもこの通り。

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ヒョウだって気持ち良さそうにスヤスヤ〜

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ホワイトタイガーだけは元気に動き回ってた。

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ってホワイトタイガーまで見れるなんて!!

意外とすごいぞこの動物園!!

 

道を引き返すとインドライオンの檻の前に人だかりが!

しかも「ガゥ〜!ガウッ!!」っと吠える声も聞こえる!

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小走りで駆け寄ると、、、

吠えてるのはインド人達でした、、、笑

 

そんなインド人達に叩き起こされた可哀想なインドライオン(笑)

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「ったく!うるさいんだよ〜」といわんばかりに彼等を睨みつけてる。

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だけどお陰で立ち上がった貴重なインドライオンが見れました(笑)

 

他にも熊がいたり、小さな水族館まであって意外と見所のある動物園。

時々お決まりのインド人からの写真撮影をお願いされて、動物園の動物気分も味わえます。

 

そんなこの動物園の目玉は、この可愛らしいバスに乗って野生の動物達がいる森の中を行くサファリツアーだとか!

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僕らのお目当てもこのツアーだったので、早速チケットを買ってバスに乗り込む。一人25ルピー(約¥42)

動物園自体が予想以上に良かったぶん期待が高まる。

 

敷地の裏のゲート出て山の中へ入って行くバス。

といっても動物園の建物が見えるくらいのすぐ裏側…。

野生の動物がいないか、森の中を目を凝らして探す僕らとインド人の家族達。

見えてきたのは大きなコンクリートの檻。

中には一頭のトラが。

その前でしばし止まるバス。

 

「ん?これを見ろってことなのか?」

 

アナウンスもなにも無いので分からない。

しばらくするとバスは進みだし、また森の中を注意深く探す。

するとすぐまた大きな檻の前で止まった。

中にはぐで〜っと横になっているライオンが。

 

「ん?やっぱりバスの中からこれを見ろってことなのか!?」

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どうやらこのサファリツアー、森に生息する野生の動物が見れるわけでもなく、群馬サファリパークのように動物達の間近を通るわけでもなく、園内よりも大きな檻にいる動物を、バスの中という微妙に遠い場所から見るってものだったみたい、、、

しかも檻が微妙に大き過ぎて、動物がどこにいるのか分かりずらいし、遠過ぎて迫力もなにもない、、、。

ちなみに森の中で見れた野生動物は、クジャク1羽だけ(笑)

 

び、微妙、、、、

 

さすがはインド。あまりの微妙さに、逆に面白くなってしまう(笑)

 

そんなバスの中で一緒だった一組の家族。

珍しく流暢な英語を話すそのお母さんが僕らに興味津々で、「どこからきたの?」「日本語で名前どう書くの?」「ここにはどれくらいいるの?」などなど、動物そっちのけで質問をしてきた。

バスを降りて動物園の出口へ行くと、またその家族とバッタリ会った。

どうやらこの家族はここから300km離れたアーメダバードの近くの街に住んでいて、ジュナーガルへはお母さんの実家に遊びに来たついでに寄ったそうだ。

彼等は上位のカーストで、お父さんの仕事は宝石商。お母さんは作家さんだという。

身なりもかなり綺麗なこの4人家族と日本人が立ち話をしていると目立つようで、たくさんの野次馬と物乞いに囲まれる、、、

流暢な英語で僕らと話すお母さんの横で、ニコニコと優しそうなお父さん。照れくさそうにしてる2人の子供達。

良い家族オーラの漂う素敵な家族だ。

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せっかく出会えたので、もっとあなた達と一緒に居たいといってジュナーガルの街を案内してくれることになった。

お父さんが運転する車に乗せてもらい、彼等が泊まっているホテルへ。

ゴミが散らかっていて扇風機しか無いムワッとした僕らの安宿に比べたら天国のような、エアコンもお湯も出る綺麗な部屋。

値段を聞くと僕らの宿と200ルピー(約¥340)しか違わない!!あれ〜、、俺らふっかけられたのかな、、、。

たまたまテレビでやっていたドラえもんを子供達と見ながら、たくさんの話しをして過ごした。

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しばらく休憩した後、ぼくらが行きたかった街の中心にある「ウパルコート砦」へ連れていってくれた。

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紀元前319年に建てられたというこの砦は、人々が去った後、森に飲み込まれ、その後10世紀まで発見されなかったという。

つい昔までここにも野生のライオンが歩いていたとか。

砦の中には深さ41mの巨大な井戸があり、今ではたくさんの鳩が住みついて、独特の匂いと空気が流れていた。

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さすが地元の人らしく、お母さんが本物のガイド顔負けの説明付きで案内してくれる。

途中、お菓子や飲み物を買ってくれたり、駐車場代も払うと言っても「あなた達はゲストだから!」と受け取ってもらえなかった。

この家族は本当に良い家族だ。

見た目通り、ほんわか優しいお父さん。

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ようやく僕らにも馴れてきた無邪気な子供達。

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お菓子にジュースに、なんでも買ってあげちゃう甘々な姿もまた微笑ましかった。

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その後、ホテル付属のちゃんとしたレストランで夕食までご馳走してくれた。

一緒にいる間、「僕らも明後日帰るから、一緒に僕らの家にいこうよ!」と何度も誘ってくれた。

またとない機会にものすごく心が揺れたが、僕らは今後の鉄道の切符も、インドを発つ飛行機もすでに買ってあったので断らざるを得なかったのが本当に残念だった。

別れのとき、一緒にいた時間はたったの1日だけなのにすごく寂しかった。

「もし困ったことがあったら連絡してね!絶対連絡するのよ!」

と、最後まで親切なお母さん。

ウルルン滞在記を見て、たった数日間一緒にいただけで泣くなんて演技上手いなぁ、、、なんて思っていた自分が恥ずかしい。

 

次はいつ会えるんだろうか。

また一つ、僕らの旅を特別にする大切な出会いがここに加わった。

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涙の別れを終え、宿へ向かうオートリキシャの中。

センチメンタルな気分に浸るヒマもなく襲ってきた今世紀最大の波!!

お腹が、、、も、漏れる、、、!!!

まだ本調子じゃなかった僕のお腹ちゃん。家族との楽しい食事に、調子に乗って食べ過ぎた、、、

ほんの、ほんの少しでも気を抜いたら出てしまう突然の極限状態。

全身に変な汗をかき、本当に失神寸前。

横にいるユミコは「大丈夫?」と言いながらも、少し笑っちゃってる、、、。

さっきまであんなに素敵な気分でいたのに、、、今は白目を剥いて荒いリキシャの振動と戦っている、、、

嗚呼、、インドって国は恐ろしい、、、。

 

結局根性で宿まで乗り切り、最悪の事態はまぬがれました。

 

 


泊まった宿

Hotel Raj (ディワン・チョウク周辺)

ツイン、ファン、バストイレ付き(シャワーでは無く蛇口でバケツを使う。もちろん水のみ)、WiFi無し
一泊一室500ルピー

壮絶に汚く値段も高い。泊まっているのは全員インド人で、宿の雰囲気もあまりよろしくない。

 

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