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荒野の中の青い街。ジョードプル・インド

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暑くて暑くて死ぬほど寝苦しかった夜が明け、嘘みたいに心地よい風が吹き抜けるジョードプルの朝。

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旧市街の家々の壁は青く塗られていて、ブルーシティとも呼ばれているこの街。

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さすがは砂漠の街。

街の中には滑車を引っ張るのラクダさんが!

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街を散策していると、子供達が元気に挨拶してくる。

人もどこか穏やかで、笑顔もそこら中に溢れていていい感じだ!

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可愛いお姉ちゃんと妹…って妹!そんな顔ちゃだめだろ!!

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そうそう!良くできました!

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しばらくぶらぶらしていると、目の前に一台のバイクが止まった。

「やあ!元気!?」

そう声をかけてきたのは、昨日駅から市内まで案内してくれた青年ラフルだった!

たまたま僕らを見つけた彼は、そのまま家に招待してくれた!

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旧市街の住宅街にある彼の家は、部屋の中も青で塗られていた。

外国人が来たと集まってきた近所の子供達(笑)

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ラフルの親戚や、近所のお母さん達も僕らを一目見にやってくる。

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チャイとお菓子のおもてなしを受けていると、彼のお姉さんがお手製のインド料理まで振る舞ってくれた!

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ちなみにこれは彼の家にあったインドのカレンダー。意外と読める。

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屋上からフォート(城砦)が見えるんだよ!と屋上へ案内してくれた。

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ジョードプルの街を見下ろすようにそびえるこのフォートは、かつての王国の首都だったころに建てられ、今もこの街のシンボルになっていて、所有者は今もマハーラージャ(王族のお金持ち)らしい。

 

ラフルのお兄さんもやってきて、誇らしげにフォートの説明をしてくれた。

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偶然の再会からお腹いっぱいのおもてなしを受け、さらに綺麗な装飾のアクセサリーケースまでもらってしまった!

しかも彼はこの日の仕事を休んでまで、僕らをもてなしてくれた。

彼にとって僕らは初めての外国人の友達らしく、僕らと出会えて本当にうれしいとまっすぐな目で言われて照れるくらいだった。

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そんなラフルとはまた夜に会う約束をして、再び街を散策する。

街の中央に建つ時計台。

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その周りはバザールになっていて、この日は土曜だったこともあってかすごい活気だった。

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ラジャスターン州の女性がまとうサリーは、他の地域よりも人一倍華やか!

そんな色とりどりの華やかなサリーを着た女性達が、バザールを鮮やかに彩る。

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そこからキツイ坂道を上り、丘の上のフォートまでやってきた。

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当時のまま保たれたこのフォートの中は、博物館として公開されてる。

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城壁に残る弾痕。

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王が死んで火葬したときに、一緒に火の中へ飛び込んで王とともに死んだ妃達を表した赤い手形。

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風を通し、光を通さないように計算されて作られた透かし彫りの綺麗な窓。

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ゾウの上に乗せ、王が座っていた象鞍。

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まぶしいくらい煌びやかで豪華な宮殿などなど、、、

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すごく綺麗に保たれていたフォートの中は、まるで時が止まっているかのような錯覚をするほど、静かな異空間だった。

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大砲のレプリカが置かれた城壁に登ると、ジョードプルの街が一望できる。

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まさしくブルーシティ!そこには青い壁の家々が広がっていた。

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夜になり、ラフルと連絡が取れないので仕方なく僕らだけで夕飯を食べに歩いていると、路地に人だかりが。

トラックの荷台にでかいスピーカーをのせて爆音で音楽を流し、その周りでインド人達が踊り狂ってる!

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なんじゃこりゃー!としばらく眺めていると、偶然ラフルとバッタリ再会!

昼寝をしてて電話に出そびれたらしく、彼もまたしても僕らとの偶然のバッタリにビックリしていた。

ちなみにこの踊り狂っている人達は結婚式のパレードらしく、よく見ると後ろの方に白馬に乗って正装した旦那さんがいた。

ラフルも結婚したらこのパレードをして踊り狂うらしい(笑)

 

ラフルの用事が済むのを待ち、約束通り彼のおすすめのレストランへ連れて行ってもらう。

まずは一人一皿、お決まりのタリー。

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おかずの数も豊富で、米とデザートまでついてた!

そして前から試してみたかった「パニプリ」!

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一口サイズのプーリーというサクサクの揚げた薄いパンに穴をあけて、その中にジャガイモとチリやミントの入った汁(パーニー)を入れてガブッと一口で食べるインドの定番おやつ!

サクサクの食感と甘みと辛みの絶妙な味が癖になる!

前から道ばたの屋台で老若男女みんなが食べているのを見ていて気になっていたパニプリ!

食べたい食べたいと思いつつ、システムが分からなくて躊躇してたら、珍しくこのレストランのメニューにあったので迷わず試した。

こ、こんなに美味かったのか…!

 

お腹いっぱいになると、ジョードプルを出る電車の時間が近づいていた。

この短い間に、たくさんお世話になったラフルともお別れだ。

ありがとうラフル!君に出会えて僕らもうれしかった!

そう言うと、是非駅まで送らせてほしいと言うラフル。

いやいや!さすがにそれはできない!電車の時間は夜の12時。明日だって仕事があるのに、それは申し訳なくてできないよ!

そう言っても引き下がらないラフル。

それに僕らはでかいバックパックが2個もある。ラフルの足はバイクなので、街と駅を2往復しなきゃいけない。

それでもいいんだ!君たちを最後まで見送りたいんだ!

そういって聞かないラフル。

 

どうして僕らにここまでしてくれるんだ!?

あまりの親切さに、小さな不安が僕らの頭をよぎる。

出会ったばかりの僕らに、最高のおもてなしをしてくれたラフル。だけどここはインドだ。

家に招かれた時も、チャイに睡眠薬が入ってるんじゃないか?

朝晩に偶然会った時も、実は僕らを探していたんじゃないか?

駅まで送っていくといって、ユミコだけ連れ去られるんじゃないのか?

親切にしてくれてる彼に対してこんなこと思いたくないけど、インドという国に居るとあって、まだ彼を心から信用できていなかった。

そんな僕らの心のうちを察したのか、彼の友達に頼んで2台のバイクで同時に駅に行くと言い出した。

おいおいおい!それこそ申し訳なくてできないよ!

といっても案の定引き下がらないラフル。

結局彼の押しに負けて、街から駅まで送ってもらうことにした。

 

数十分後、宿の下まで友達と一緒に迎えにきたラフル。

友達は寝ているところを電話で叩き起こされたらしい…。本当ごめんなさい(汗)

それぞれのバイクにまたがり、約束通りキッチリ駅まで送ってくれた二人。

こんな時間に送ってもらって、特に友達には申し訳ないので、駅の駐車代とガソリン代だけでも払うよとお金を渡しても、受け取ってもらえない。

「これは僕がやりたかったからやったんだ!お金は受け取れないよ!」とラフル。

「大事なのは金じゃなくて友情だぜ。」と会ったばかりの友達。

くぅ〜…!!!疑ってごめんよラフル!!

君のお陰で俺はジョードプルが、、、インドが少し好きになったよ!

本当に会えて良かった!!

ホームに入っていく僕らを、寂しそうな顔をして見送るラフルの顔が、僕らの涙腺を震わせる…

ありがとうラフル!また会おう!

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あれから2ヶ月が経った今も、そんな彼とは毎日のようにFacebookで連絡取り合ってます(笑)

 

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