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イランの家庭料理と工芸品。シーラーズ

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テヘランから夜行バスで南へ13時間。

イランの古都「シーラーズ」にやってきた!

シーラーズ

 

標高はテヘランより高いのに、南に来たからか暑さはグッと増した。

この街はザグロス山脈というイランからトルコまで続く大きな山脈の中にあって、あのアララト山もこの山脈の一部だとか。

街中の公園は緑豊なのに、その向こうには乾いた茶色い山がある不思議な光景。

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シーラーズに到着してすぐやってきたのが、世界遺産にも登録されている庭園「エラム庭園」

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シーラーズはバラが有名な街で、この庭園にもバラが一斉に咲き乱れると聞いていたけど、どこを探してもバラが咲いてない。

一足遅かったみたいだ、、、

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テヘランでお世話になったイラン人のアミールの両親がシーラーズに住んでいて、このエミル庭園で待ち合わせする事になってここにきたけど、これがかなりのがっかり世界遺産だった、、、。

世界遺産に登録されたからか入場料が3倍になっていて、いざ中に入ってみると、ちょっと綺麗に整備された庭園。ってだけで全く値段と釣り合わない。

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バラが咲いてたらまた違ったのか?

 

しばらくしてアミールのお父さんが迎えにきてくれた。

おっとりとした優しそうなお父さんだ!

車で家に連れてきてもらうと、お母さんがお昼を用意してくれていた!

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イランでは一日三食のうち、お昼を一番大事にしてるらしく、お昼からこんな豪華な料理!しかも全部お母さんのお手製料理!

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イランの家庭料理は野菜もたっぷりで、外で食べるケバブとは違ってすごく美味しい!

 

お母さんは現役の歯医者さんで、お父さんは個人でコンピュータのセールスをしてる。

二人とも忙しいのに、快く僕らを受け入れてくれた。

息子さんにもこないだ出会ったばっかりなのに、ご両親にまで図々しくお世話になってすんません(汗)

そう言うと、

「息子たちが出て行ってから2人きりで寂しかったから良いのよ!自分の家のように思って良いからね!」

って、さすがあの超絶親切なアミールを育てたご両親だけあって、2人とも本当に素敵だ(涙)

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僕らにはアミールが使っていた大きな窓のある広い部屋を使わしてくれた。

その部屋からはシーラーズの街が一望できる。この街が山の中にあるのがよくわかる。

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2人のお昼休憩が終わるのと一緒に僕らも街散策へ。

シーラーズの街のど真ん中にある街のシンボル「キャリーム・ハーン城塞」

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この城塞に入る入場料も、ガイドブックに書いてある3年前の料金からなんと30倍に値上がりしてた。

どうやらこのイランも観光客料金があり、物価も急上昇してるみたいだ。

 

シーラーズにはいくつかの食べ物の名物があって、そのひとつがアイスクリーム!

城塞の裏通りにあるアイスクリーム屋さんへ。

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トルコアイスのようにビヨ〜ンと伸びるアイス!

味はバニラのようヨーグルトのような、こってりしているけどあっさりもしてるよな不思議な味だけど、これがなかなか美味い!

 

もう一つのこの街の名物が「ぶどう」

そのぶどうから作るシーラーズのワインもすごく美味しいんだよ!と教えてくれたアミールのお父さん。

「是非試してみたいんだけど、、、アルコールだし普通は買えないよね、、、?」

と聞くと「うん、買えないよ。」とお父さん。

じゃあこの禁酒の国で誰が作って誰が買うんだ?と何とも謎の名産品。

そんなハテナマークな顔をした僕をバックミラー越しに見て、クスッとお父さんが笑ったのは見逃さなかったぞ、、、。

 

200年以上前にこの地を納めていた王朝の首都だったシーラーズ。

古都らしく街はどこか落ち着いた雰囲気。

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この街のバザール「バーザーレ・ヴァギール」もまたどこか落ち着いた雰囲気でいい感じだ。

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そんなバザールの一角、工芸品のお店が並ぶサラーイエ・モシールは、他の場所とガラッと雰囲気が変わり、歴史を感じる建物の中にウットリするほど綺麗な数々の工芸品が並んでる。

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色鮮やかな細かい模様の伝統工芸品。

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その一つ一つが熟練の職人による手作りで、どれもなかなか良いお値段。

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バザールを出て街を歩いていると、お店の中からガチャコン!ガチャコン!と軽快な音が聞こえる。

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気になって中をのぞくと、音の正体は年期の入った現役の印刷機だった。

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そんな僕らを見たこの印刷屋さんのおっちゃんは、気さくに「中に入って!ほれ!写真とって良いから!」と中へ入れてくれた。

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日が沈み、昼間の暑さも穏やかになる頃になると城塞の周りにはたくさんの人達が!

芝生の上でおしゃべりをしたりチャイを飲んだり、中には風呂敷を広げてご飯を食べてる家族なんかもいる。

昼間は暑くて人気が少なかったのに、日が沈んだとたん人が一気に増えた。

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アミールの両親の家に帰ると、2人が夕食を用意して待っていてくれた。

外は暑いけど家の中は暖かでホッとする。

 


エラム庭園

 入場料150,000リアル(約600円)

超がっかり世界遺産。どこにでもあるようなちょっと綺麗に整備された普通の公園です。たとえバラが咲き乱れていたらまた違ったかな?

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