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オーストラリア大陸縦断。4,750㎞ドライブの旅。ウルル編

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真っ平らな荒野が果てしなく広がる大地に突き出すそれは、数十キロ先からも悠然とたたずむその姿を確認できる。

かつてイギリスの探検家は、この大きな一枚岩をこう呼んだ。

「Ayers Rock(エアーズロック)」

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先住民アボリジニの人々は、その雄大な姿にこれを聖地と崇めこう呼ぶ。

「偉大な石・ウルル」

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そして、この地を訪れた人々はこう呼ぶようになった。

「地球のへそ。世界の中心」と、、、。

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メルボルンを出発して6日目。この旅のメイン、

ウルルに到着!!

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アボリジニの大地の舞が僕らを迎え入れてくれた。

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130キロで一日中走りっぱなしだったため、タイヤがバースト寸前に。

荒野の真ん中でバーストしなかったのが幸運だった。

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そして、ウルルとの感動の対面をこれでもかと邪魔するくせ者が、、、。

ものすごい数のハエ!

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目に口に鼻の穴に容赦なく入ってくる。

こいつらはじっくりウルルを眺める静かな時間を少しも与えてくれない。

ハエ対策も万全にし、ウルルのふもとまでやって来た。

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 「これが一枚の岩、、、!!」

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アカ茶色い巨大な固まりが、雲一つない真っ青な空の中に悠然とそびえ立つ。

近くで見るとたくさんの洞窟や、風食によってできたくぼみやがあり、見る場所に寄って様々な表情がある。

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1万年以上前からこの地に住んでいる先住民族アボリジニの人々は、そういった裂け目やくぼみにはそれぞれに精霊が宿っているとされ、撮影禁止の神聖な場所がいくつもあった。

そんなアボリジニ達が残した一千年前に書かれたという壁画。

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ウルルをぐるっと一周して戻ってくると、朝は閉まっていた登山道のゲートが開いていた。

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アボリジニの人々は、神聖な場所であるウルルに登ることをあまり快く思っていないという。

それならば登山道を閉鎖すればいい話しだが、そこにはオーストラリア政府とアボリジニ達の間に「お金」というキーワードの複雑な事情があるみたいだ。

もちろんそのことは知っていたので、ゲートが閉まっていたら潔く諦めるつもりだった。

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しかし今は目の前のゲートが開いている。

好奇心は抑えられなかった。

しっかりと敬意を払い登りはじめる。

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 標高868mのウルル。といっても気軽に登れるわけじゃなかった、、、。

最大傾斜が46度もあり、転げ落ちたらただじゃ済まない、、、。

なかなかのスリルを味わいながらも、登りはじめて10分。

後ろを振り返ると圧倒的に壮大な景色が。

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しかし頂上まで続いている白い白線はまだまだ先へ延びている。

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 「いけるのか!?弟よ!!」

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この白線が頂上へ続いているのかも、頂上というものが存在するのかも分からないが、「てっぺんに立たなきゃ見えない世界がある。」そう信じてさらに登る!

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登りはじめてからおよそ1時間。あって良かった、、、。

ウルルの頂上に到着!

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そこには思っていた通り、360°の壮大なパノラマが広がっていた。

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目の前に広がっているのは海ではなく大地。

前も後ろも、見渡す限り大地と雲一つない空の境界線が続いていた。

ひっくり返りそうなほど果てしなく壮大な風景。

「地球はでかい。」

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今までの人生で一番の壮大な景色だった。

そんな景色を眺めていると鼓動が高鳴りそうだが、逆に心が静かになっていく。

「こんなちっぽけな僕らも、この地球の一部。」

壮大な景色の中でポツンとたたずむ自分は、確かにこの大地の一部だった。 

その時の感情は穏やかで静かに力強かった。

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この地を聖地と崇めるアボリジニの気持ちがわかった気がした。

いつまでもここに居たいという気持ちを抑えふもとに戻る。

帰りは登りの3倍スリリングでした、、、。

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 「大丈夫か!?弟よ!」

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乾いたのどを潤すメイド・イン・オーストラリアのジンジャエール「バンダバーグ」。

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日が傾き始めると、夕日に照らされたウルルは鮮やかな色を帯びる。

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その息をのむ景色に、交わす言葉は必要ない。

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日が沈みきれば夜空には「宇宙」が広がっていた。

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バーストしたタイヤは 最後まで大切に使わせて頂きました、、。

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 オーストラリア大陸縦断!4,750㎞ドライブの旅!スタート編

オーストラリア大陸縦断!4,750㎞ドライブの旅!完結編

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