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動く巨大な鎧!インドサイに会いにジャングル探検。チトワン・ネパール

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トレッキングを終え、ちょっとゆっくりしようと降ろした腰がなかなか上がらなくなり、気付けば2週間、、、。

 

カトマンズの豊富な日本食と、アットホームで快適な宿を見つけてしまったせいで、ウダウダしすぎてポカラにすら動けなかった。

 

いい加減まずい!とやっと重い腰を持ち上げて向かったのが、カトマンズから南へバスで6時間。

 

インドとの国境に広がる自然遺産(世界遺産)「チトワン国立公園」にやってきた!

 

この公園(ジャングル)内には、世界一多い500種類の野鳥や、絶滅危惧種のベンガルトラにインドサイ、クロコダイルなどが生息していて、特にインドサイかなりの高確率で遭遇できるとか!

 

 

ジャングルと、川を挟んで対岸にあるのがチトワン観光の拠点になるソウラハ村。

 

ジャングルの保護施設と、ホテルやレストランなどの観光施設があるだけの小さな村。

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散策がてらふらっとその辺を歩けば、象さんはいるわ、、、

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すぐ近くの川にはクロコダイルが、、、!

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もうすでに、ここは野生の王国。

 

国立公園に入るには、ライセンスを持ったガイドと一緒じゃないと行けない。

ジープで回るジープライド。

象に乗って回るエレファントサファリ。

などのツアーがあるなか、僕らが選んだのは、草木をかき分け歩くジャングルウォーク。

 

さっそく泊まっていたゲストハウスのツアーに申込み、翌朝。

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まずはボートに乗り、ジャングルの入り口までクロコダイルのいる川を進む。

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メンバーは、オランダ人の女性2人とイケメンイタリア人。

ネパール人のガイド・ナビンと見習いの男の子の総勢7人。

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さっそく川の周りにはチトワンに住む野生動物達が。

インドのビールの銘柄にもなってる、鮮やかな色の魚獲り名人キングフィッシャー。

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チトワンにいる野鳥の種類は全世界の5%にもあたるとか!

 

日本でもおなじみな猿も群れでいっぱいいた。

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しばらくのんびりとボートに揺られ、ジャングルの入り口に到着した。

ボートから降りると同時に、、、

 

「丘へ走れ!!丘へ!!」

 

いきなり叫び走り出すガイドのナビン!

先に上陸してた他のグループが、こっちに全速力で走ってくる。

その後ろから「ドガっ!ドガっ!ドガっ!」と太くて重い音が!

 

「なに!?な、なんだ!!?」

 

わけも分からず走って丘の上に駆け上がると、目の前を全速力で走るサイが!!

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うおー!!いきなりかーーー!!!

すごいスピードで目の前を走り抜けていくサイ!

「ドスッ!ドスッ!ドスッ!ドスッ!」

地響きのような足音が響き渡ってものすごい迫力!

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そのまま2頭は川につっこみ、川の向こうの草原へ走り去っていった。

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あまりの迫力と突然の出来事に、みんなで目を見合わせておもわず吹き出す(笑)

 

どうやらこの時期は繁殖期だったそうで、雄とメスのサイはこうして追いかけっこをするのが求愛行動だそうな。

 

ナビン「、、、ははは!じゃあこのジャングルの注意事項を説明するね!笑」

 

いやいや!もう一波乱ありましたから!!

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フッと真剣な表情になり、注意事項の説明を始めるガイドのナビン。

注意事項は以下の通り。

・サイの走る速度は時速45km。今みたいな状況に出くわしたら木に登るか、ジグザグに走って逃げろ!

・象はサイよりも早いんだ。その速度は時速60km。逃げ方はサイと一緒だ。踏みつぶされないように注意だよ! 

・熊に出くわしたら、大声を出して威嚇するんだ。万が一襲ってきたら鼻の周りがウィークポイントだ!

・トラは特に要注意だ!彼等のテリトリーは40kmもある。木に登って逃げても奴らはジャンプして襲ってくるから、まずは目をじっと見てビビってないことをアピールするんだ。そして戦う気はないと2歩下がれ!

 

そう説明するナビンが持つ唯一の武器が木の棒一本。

なんだかすげー不安だぞ。

 

説明を聞き終え、いよいよジャングル探検スタート。

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先頭にナビン。最後尾に見習いの男の子を付け、ジャングルの中へ入っていく。

 

さっそくナビンが木の上に猿を見つけた。

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川沿いにいた猿よりジャングルっぽい猿。

「ギャー!ギャー!ギャー!」と僕らをかなり警戒してる様子。

 

ここはジャングル。野生動物以外にも多様な昆虫や植物が生息してる。

至る所に落ちている木の実は「コットンの実」。

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コットンて実だったのか。

フカフカで手触りも最高。

木の幹や葉にたくさんいたこの赤い虫も、お尻からコットンを作るらしい。

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ジャングルの中には危険な植物もあるようで、ある草は触っただけで頭がおかしくなり、数時間同じ場所をグルグルと回りだし、その間の記憶も飛んでしまうとか。

ナビンも今までに2回その経験があるけど、記憶が無いのでどの草なのか分からないそうな、、、。

 

そうこうしていると、ナビンがトラの足跡を見つけた!

ここはもう彼等のテリトリーみたいだ、、、!

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ゆら〜りとクロコダイルが泳ぐ沼地を横目に、奥へ奥へと進んでいく。

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しばらく歩くと開けた川に出た。

息を殺して川に降りる、、、。

そこには水に浸かって涼む3頭のインドサイが。

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サイとの距離、たったの10メートル弱!!

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静寂に包まれた河原に、「ブシューーッッ」っとサイの呼吸音が響く。

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顔の半分まで鎮めて「ブウブクブク…」やっている。

これはサイの遊びらしい。

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僕らの気配には絶対に気付いているけど、危険が無いと判断しているのか、気にもとめず気持ち良さそうに水に浸かってる。

ヒョコヒョコと動く耳が可愛い。

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ゴツゴツとした鎧のような立派なお尻。

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彼らの角は工芸品や漢方薬として高く売れるため、一時期は乱獲にその数は激減したらしい。

今ではネパール政府の保護によってその数は回復したらしいけど、未だに密猟する連中がいるらしい。

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一番の目的だったインドサイはお腹いっぱいバッチリ見れた!

ということで、次に狙うはベンガルトラだ!

ナビン隊長に続いてさらにジャングルの奥へと進んでいく。

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見渡しの良い荒野に出た。

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ベンガルトラの糞を発見!

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むむむ!まだ新しい!

近くにいますぞ隊長!!

 

それにしても我らが隊長ナビンはすごい。

齢23歳にしてガイド歴は6年のベテラン。

目、鼻、耳を駆使して広大なジャングルの中で、肉眼じゃ見えないような動物をばんばん見つける。

経験も知識も豊富なナビンは、他のガイドが知らないような道無き場所にどんどん突っ込んでいくし、なにより彼自身がこのジャングルをめちゃくちゃ愛していて、彼が一番楽しそう!

「シッ!!静かに!!、、、あそこを見て、、、野豚だ!!」

「みんな!走って!!こっちだこっち!!あそこにシカがいるぞ!」

ってな具合に彼のお陰でワクワクしっぱなし。

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引き続きベンガルトラを探し、ジャングルをさまよう。

ジッと息を殺して動物が現れるのを待ったり、、、

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見晴らし小屋に登ってみんなで周囲の動物を探したり、、、

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ベンガルトラを見れるのはかなり稀少で、毎日のようにジャングルへ入っているナビンでも、半年に一回見れればラッキーだと行っていた。

結局最後までベンガルトラは僕らの前に姿を現してくれなかったが、それでも僕らはみんな大満足だった。

最後の最後にもう一頭インドサイを発見。

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夕日に照らされ気持ち良さそうに水に浸かっていた。

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鮮やかな夕日がジャングルに沈む頃、ソウラハ村に帰ってきた。

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こうして合計11時間のジャングル探検は無事に終わった。

他のグループはサイ一頭しか見れなかったのに、ナビン隊長のお陰で僕らは8頭も見れた。

ありがとーうナビン隊長!

 

次回!いよいよ酷暑のインドへ…。

 

 

・チトワン(ソウラハ村)泊まった宿

Hotel Butterfly 

1泊1室 / 300Rs, 500Rs, 700Rs(700Rsの部屋はバスタブ付き)

ファン、水シャワー、Wi-Fiはロビーのみ。

部屋はコテージタイプで広々。庭に面したところに居心地のいいベランダとイスあり。

スタッフもフレンドリーでいい感じです。ナビン隊長はここのお抱えガイドです。

 

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