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インドvsパキスタン!愛国心対決!アムリトサル・インド

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インドの北西部に位置する、シク教の総本山アムリトサル。

ここからさらに西へ28km行くと、パキスタンとの国境がある。

そこでは毎日、国境のゲートを締める時間に兵士達が国旗を降ろす儀式を行うという。

これがただの儀式じゃなく、どちらの国も観客席を作って観客を入れ、どちらの国のほうが盛り上がるかの応援合戦になるらしい!

 

アムリトサルではこの国境応援ツアーはメジャーらしく、黄金寺院の周辺ではたくさんの客引きがいる。

ということで、さっそく値段交渉をして国境応援観戦ツアーに行くことにした。

 

同じドライバーに申し込んだのは、イタリア人一人と僕ら以外は皆インド人。

お決まりのジープの後部座席に詰め込まれ、国境まで約1時間。

 

国境に到着すると、すでに大勢の人達が入場待ち!この日は日曜日だったこともあってすごい人だ!

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うわぁ、、、この人数のインド人達に混じって並ぶのはキツイなぁ、、、。

なんて心配は無用!

なんと外国人観光客はVIPゲートから入場できる!

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ライター一個持ち込めない空港ばりのセキュリティーチェックを受け、、、

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案内されたのは、パキスタン側も見渡せる特等席!

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僕ら外国人客がこんなに優遇されるのは、パキスタン側に「どうじゃ!こっちはこんなに外国人居るんだぞ!はんっ!!」と見せつける為だとか(笑)

 

そして観客席はご覧の超満員。

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インド側のゲートにはガンジーの写真が掲げられてる。

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頭に扇子を乗っけて気合いの入った兵士達。

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まずはインドの女性達が代わる代わる国旗を持って走るパフォーマンスからスタート!

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観客席の男達も大歓声で盛り上げる!!その姿は完全にパキスタン側を意識してる(笑)

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しばらくそれが続いたあと、今度はスピーカーから爆音でインドの今時の音楽が流れ出した。

すると観客席から女性達が出てきて 、、、

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踊り狂うインドの女性達!国境で夏フェスか!!

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これが国境の儀式となんの関係があるのか分からないが、異様な盛り上がり。

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男達も国旗を振りながら、パキスタンに負けるもんかと盛り上げる。

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かたやパキスタン側。

こちらからも歓声が聞こえてくるけど、踊ってる様子は無くインドよりもキチッとしてる感じ(笑)

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ピタッと音楽が鳴り止み、いよいよ兵士達の行進が始まった。

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きっちり足並みを揃えた綺麗な行進というより、めちゃくちゃ力強く荒々しい感じ。

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止まる時は片足を顔の横まで振り上げて「スパンッ!」と止まる!

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パキスタン側の兵士は渋い黒の制服に、同じく扇子が頭にのってる。

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兵士達のパフォーマンスで盛り上がっている間、国境の境ではマシンガンを持った兵士がにらみ合う。

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そこへ兵士がやってきて、、、

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「うらぁーーーー!!!!」

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次から次へと兵士がやってきて、、、

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「うらぁーーーー!!!!」

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その度に「どうじゃーーー!!」といわんばかりの歓声が観客席から響く!

 

そしていよいよ国旗の貢納の時間。

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両国側から歓声が鳴り響く中、ゆっくりゆっくりと旗が降ろされる。

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降ろされた旗をぴしっとたたみ、戻ってくる兵士達。

もちろん大歓声。

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こうして幕を閉じた「国旗を降ろすセレモニー」。

これを毎日やってんだからすごい。

 

音楽流して踊ったり、サッカーの応援でもしてるかのような歓声をあげて、

「うぉらー!インドのがすごいぞーうぉらー!!」

とパキスタン側にインド人の愛国心パワーを見せつける。

一見大人げないなぁと思うけど、実はちょっと羨ましくも思えた。

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こうして旅をしながらいろんな国をみていると、どの国からも「愛国心」ってもんを感じる。

家のベランダや公園に橋など、今まで行った国のほとんどが、街中にその国の国旗が掲げられていた。

日本のように、全くといっていいほど国旗を見かけない国は異様にすら感じるほどだ。

 

「日の丸=戦争」

戦後、いつしか日の丸に対してそんな負のイメージを抱くようになった日本人。

それだけじゃなく、原爆、原発、自殺に過労死、、、

僕ら日本人が思う日本という国のイメージは、なぜか負のイメージが先攻している気がする。

悪いニュースばかり流す日本のテレビを毎日見て、自分の国を批判するような記事ばかりが流れるインターネットに浸かっていたら当然だ。

 

日本を出て、たくさんの外国人達と出会うまで僕もそうだった。

海外の人達が、僕らが思っている以上に日本のことを知っていることに気付くまでは。

 

TOYOTAにSonyに黒澤明。

宮崎駿に村上春樹に芥川龍之介。

その他たくさんのアニメにマンガ。

 

そんな数々の日本の文化を、彼等は知っているだけでなく尊敬までしてくれている。

確かに原爆や原発のイメージも強いけど、それ以上に「ジャパンクオリティ」というポジティブなイメージを持っている。

しかもどの国の人も、必ずといって良いほどだ。

 

僕らは他国のことをどれだけ知ってるだろう?僕が今いる「グルジア」という国を聞いて、どこにある国なのか、なにが有名なのか分かる人はどれだけいるだろう。

そう考えたら、僕たち日本が胸を張るべき理由が自然と見えてくる。

 

そして旅をしていて一番強く実感する「日本のパスポート」のすごさ。

「僕はアメリカ人だからイランに行けないんだ。」

そんな他国のバックパッカーを横目に、僕らは世界中の国を自由自在に旅ができる。

ビザ無しで行ける国の数170カ国。

世界トップクラスの信頼度を誇る僕らのパスポート。

それは先人達が貫いた「平和」そのものだ。

 

そんな誇るべき大切な一つの文化が失われようとしている。

 

「集団的自衛権」

 

友達が困っていたら助けるのは当たり前だ。

だけど、一緒になってぶん殴りに行くのは中学生までにして頂きたい。

暴力を使わなくたって、困ってる友達を助ける方法はいくらでもある。それを実践してきたのが我らが日本じゃないか。

 

日本の援助でライフラインが整えられたタイの山奥の小さな村。

ラオスを走る日本から援助されたたくさんの市内バス。

ヒマラヤ山脈のど真ん中にあった日本が建てた診療所。

 

旅先で「日の丸」の書かれたたくさんの海外援助の看板を見るたびに、日本人として誇らしい気持ちになった。

当の日本人の僕らが知らないところで、日本はたくさんの国に手を差し伸べてる。

 

政治家が腐ってるのは日本だけじゃない。

政治家のせいにしたって何にも始まらない。

日本=政治家じゃなく、日本=僕たちだ。

このインドのように、

「うぉらーーーー!!ジャパン最高ーーーーー!!」

と他の国に言えるくらい、自分たちの国に誇り持っていく為に。

暴力という力を使わなかったから、今の誇るべき日本があるということを、もう一度考え直したい。

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