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アートとオペラとザリガニとおばあちゃん。エレバン・アルメニア

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グルジアと同様、全く知識も無くやってきたアルメニア。

宗教と密接に築かれてきた古い歴史と、エチミアジンをはじめ郊外にも見所がたくさんあって、滞在期間一週間じゃ全然足りないほどだ。

そしてなによりも、この国の一番の魅力はこの和やかな人々。

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インドのように積極的なわけじゃなく、ゆったりといつも通りの生活をする人達の空間にお邪魔させてもらってる感覚。

英語で話しかけると、笑顔と一緒にアルメニア語が返ってくる。そんな穏やかな空気の国。

 

グリジアよりもぐっと物価は下がり、賃金が低く国単位の過疎化が問題になっているほどなのに、エレバンの街を走る車は高級車ばかり。

ベントレーにメルセデス、ランドローバーなんてそこら中で走っててワゴンRくらいの感覚。

その反面、かなり年季の入った車もその高級車の中を混じって走り、こんなレトロなトラックも現役で活躍してた。

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街にはヨーロッパブランドの高級ブティックやオシャレなオープンカフェなんかも並んでいたりして、お金を持った人達とそうでない人との差が大きいんだろうな。

それでもこの国に悲壮感みたいなもんはほとんど感じなかったなぁ。

 

アルメニアに滞在中、グルジアから一緒のみんなや、イランから上がってきた旅人さんと、たくさんの日本人と一緒に過ごした。

これまでも日本人にはたくさん出会ってきたけど、こうして一度に大勢と過ごしたのは初めてで、なんだか新鮮でこれもまた楽しかった。

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そんな仲間達と一緒にエレバンの街散策。

街の北側にある階段状の綺麗に整備された公園「Alexander Tamanyan Park」

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公園内にはこんな奇抜な近代アートがズラッと並んでる。

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公園の両サイドにはバラ色の石造りの綺麗なアパートが並び、一階にはオシャレなオープンカフェが。

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公園の上にはエスカレーターで上れ、その横にもたくさんのアートが展示されていて、まるでエスカレーター式の美術館になってておもしろい!

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エスカレーターで上りついた展望台からは、エレバンの街が一望できる。後ろには薄らとアララト山も見える。

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この階段状になってる公園の各階にも様々なアートが飾られていて、この街は本当に芸術で溢れてるんだなぁと再実感。

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そして忘れちゃいけないアルメニアグルメがこれ!

ザ・ザリガニ!

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アルメニア名物のザリガニは、もっぱらビールのおつまみとして食べられてるみたいで、バーやビアガーデンに行けば大抵ザリガニの写真が飾ってある。

 

ってことで人生初のザリガニ。

これがシンプルな塩茹でで、泥臭くもなく程よい塩加減でめちゃくちゃ美味い!

身もしっかり詰まってて、ぷりっと感をおさえたエビみたいな感じ。頭にはぎっしり味噌も詰まってて、両手をべっとべとにしながらしゃぶりついた(笑)

中には卵付きもあって、うおーー!とかぶりついたけどなんだか舌がビリビリしたので卵は食べなくても良いかも、、、。

 

街のど真ん中で、たまたま隣で信号待ちしていたアルメニア男性2人に、ザリガニを食べれるところは無いか尋ねたら、わざわざそこから10分も歩いたところにあったおすすめのレストランまで案内してくれた。

さらにビールまでご馳走してくれて、至れり尽くせり。

この国もやっぱり良い国だぁ。

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そしてほろ酔い気分で次ぎにやってきたのはオペラハウス。

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エレバンの街のど真ん中にある立派なオペラハウスでは、ほぼ毎日バレエやオペラなどが講演されていて、チケットも安くこの日の講演は1人約990円。

とはいってもオペラハウスはかなり立派で、豪華な内装に興奮した!

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この日の演目はオペラの「アイーダ」。

お恥ずかしい事に、この辺の知識は全くないのでチンプンカンプンだったけど、一緒にいた大学生のGO君が無類のエンターテイメント好きで、分かりやすくアイーダのストーリーを教えてくれたお陰で楽しめた。

豪華なセットに役者もたくさんで、スケールの大きなステージ。

人生初のオペラ。良い経験になりました。

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こうしてかなり満喫していたアルメニア滞在も最後の日がやってきた。

滞在中は毎日みんなで自炊していて、最後のこの日はもう一度あのザリガニを食べたい!

という事で市場に行ってザリガニを買ってきた。1kg / 600ドラム(約150円)!軽く30匹はいる!

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作るのはザリガニパスタ!

といってもみんなザリガニを料理した事無いので、リダばあちゃんに助けてもらう(笑)

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とにかく少々の白ワインと塩で茹でれば良いとの事。

みんなであーだこーだと試行錯誤しながら、なんとかそれっぽくなってきた。

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そして完成ザリガニパスタ!見栄えは悪いけど、ザリガニの旨味がスープに染みてて美味そうだ!

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が!!これが大失敗(涙)

トマトから出た水分か、水が多過ぎてザリガニの旨味がうっすい、、、

一口食べてみんな無言になるという事態に、、、

といってもザリガニ自体は美味しいので、ザリガニはザリガニで、パスタは急遽パスタソースを買ってきて最後まで美味しく頂きました!(笑)

 

 

ここアルメニアもまた、居心地が良くて予定より長居してしまった。

その一番の理由はやっぱり泊まっていた宿「リダの家」だ。

旅人のお世話はリダばあちゃんが全部1人でやっていて、これまで何百、何千の旅人を世話してきただろうに、嫌な顔一つせず静かにテキパキ働くおばあちゃん。

そんなおばあちゃんを旅人みんなで気遣い、 おばあちゃんもその家族もそして僕らも、みんなが気持ち良く過ごせるように旅人同士が気遣う、不思議な気持ち良さの空間。

シャワーも無ければWiFiも無い。それなのに、なんだか無性に居心地が良く優しい気持ちになれる場所だった。

 

僕らが宿を出る朝、リダばあちゃんが片言の日本語で「ありがとう。」と言ってくれた。

そのときのおばあちゃんの笑顔が、その人柄と、ここに絶えず旅人がやってくるその魅力を物語ってる気がした。

お礼を言いたいのはこっちの方だよ!ありがとうございました。いつまでもお元気で!

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泊まった宿

リダの家

一泊一人 / 1,500ドラム(連泊する場合も毎朝一泊分ずつおばあちゃんに支払った方が良いです。)
全室ドミトリー。シャワー&WiFi無し(シャワーは徒歩圏内にシャワー屋さんが、WiFiはエレバン駅で無料で使えます。)

白猫の3匹の親子がいて、無造作に部屋に食材を置いておくと持っていかれちゃうので注意(笑)

 

 

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